2008年05月15日

アシックスの靴

去年の秋に黒のウォーキングシューズを買ってずっと履き通していた。「アシックス サルティス」というのが歩きやすくてお気に入り。若いときは靴が好きでしょっちゅう履き替える靴道楽だったのだが、いつのまにか黒いのと白っぽい明るいのと2足あればいいやと思うようになった。公式(?)の場もこれで行く。
今日は白っぽいほうを買うべく大丸に行った。今年はカッコいいサンダルが多いなぁとか思いながら、奥の方にあるアシックス売り場へ。2足を履き比べてシンプルなほうにした。「サルティス ライト プラス」というやつ。おすすめコピーは『ライト(軽量)なボディに快適機能をプラス』して、さらに膝や腰にやさしくなってます。上品な本革仕様なので、言わば『違いの分かる大人の女性のウォーキングシューズ』である。
値段がちょっと高くて15.750円だけど、これ1足で春から秋まで、多分2年いくのだから安いと思う。足もとが引き締まっている安心感にまさることなし。

ヴィク・ファン・クラブの会報づくりにかかっていて、あとちょっとで出来上がる。毎日少しずつやっていけば出来上がるものだなぁと自分で感心。今月はずいぶん工夫したページがあって楽しい仕上がり(自画自賛)。

2008年05月14日

羊羹は夜の梅の厚切り

先日姉のところへいくとき、お茶菓子を買ってきてと言われたので「とらやの羊羹」を持っていった。お互いの年齢のことを考えて小さいパックの詰め合わせにしたのだが、いざお茶となると大きいのを買ってきたらよかったと思った。やっぱり羊羹は厚切りしてお皿にのせるべきだ。
というようなことを考えていたら、持ち歩いている文庫本、夏目漱石「草枕」で羊羹を食べるところを今日見つけた。西洋の菓子にはこれほど快感を与えるものはなく、羊羹は思わず手を出して撫でて見たくなる、とある。主人公の画工は菓子の中で羊羹が尤も好きだそうだ。
それでまた思い出した。ずいぶん昔、家にあった「主婦の友」かなにかの連載小説で、若者が偉い人のところへ羊羹を持っていくシーンがあった。その偉い人は羊羹が好きで特に「夜の梅」が好きなんだって。そして「夜の梅」は漆黒の夜に梅の香りがすると羊羹を食べながら言う。その一節が忘れられず、いまもわたしは「夜の梅」が文学的(笑)に好きだ。ずっしりとした羊羹「夜の梅」を一本買ってきて、厚切りしておやつに食べるのが目下の夢。

2008年05月13日

今夜は荒れ模様

雷が鳴って雨が激しく降っている。大阪市に大雨洪水警報が出たようだ。こんな夜に家でぬくぬくしているなんてありがたいことだ。寒いといってストーブをつけ、暖かいソックスを履いて、熱いコーヒーを飲んでいる。
毎日、美味しい野菜と魚を食べて、読みたい本を読んで、好きなときに音楽を聴きに行く。旅行とか温泉とかクルマとか着物とかお金のかかることはできないし、したいと思わない。このくらいでじゅうぶん幸福になれる才能があるってステキだと自分で思っている。

今日は夕方からL・L・ビーンへ着るものを買いに梅田へ行った。ここのバーゲンがわたしにはちょうどよい。夏物のシャツと上着(冷房対策)を買った。これでよそ行きオッケーという慎ましさである(笑)。
晩ご飯はすぐそばのシャーロック・ホームズですませて10時に帰宅した。そのときはまだ雨はたいした降りでなくてよかった。

中国の地震のニュースをテレビのニュース番組をあちこちして見た。サイクロンの次は地震と恐ろしい自然災害が続いている。

2008年05月12日

「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」(季刊)其の八十九

森まゆみさんの本「その日暮らし」を読んだら、森さんと仲間が編集発行している「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」を読みたくなった。
1号(菊まつり特集)は1984年10月に発行されているんだよね。わたしはこの地域雑誌の名前をいつごろ知ったのだろう。森さんの随筆とか書評を読むたびに経歴のところに書いてあるのだが、森さんはいつごろから全国区になりはったんやろ。
読みたいと思ったが取り寄せるところまではいかず、東京の友人が谷中・根津・千駄木のほうへ行くときに買ってきてと頼んで手に入れた。昨日書いた煎餅はこれといっしょに送ってくれたものだ。持つべきものはものくれる友(笑)。

わたしは昔ら小冊子が大好きで手に入ると最初から最後まで読む。最近は読みたい小冊子がなくネットに興味がいっていたが、今回は最初から最後まで堪能するまで読んだ。全然行くこともないだろう土地の話がなぜかおもしろい。「特集/豊かな時間の過ごし方」で「町で遊ぼう 大人の工作」のそれぞれのお店の取材を読んで楽しんだ。
地図を見て行きたいと思ったのは、立原道造記念館・竹久夢二美術館・弥生美術館と三つ並んでいるところ。日暮里って中野重治の詩にあったような気がする。青鞜発祥の地なんかあるぞ。坂が多いなぁ。地図だけでもけっこう遊べる。近代史を探る旅ができるところなのね。
各ページにあるマッチ箱くらいの広告が楽しい。〈きいちのぬりえを中心に展示のぬりえ美術館〉の広告もある。猫が眠っている〈喫茶 映画館〉もいい。外人さん向けらしい旅館の広告〈澤の屋〉は名称以外は英文である。

2008年05月11日

お米の煎餅は関東のもの

Sさんが送ってくれた浅草の日乃出煎餅がうまい。お礼メールに「大阪は煎餅ってあまり食べないように思うのです。少女雑誌のマンガでお煎餅食べてるシーンが多かったように思うのですが、オセンベ食べながらマンガを読んだ記憶がない。」と書いた。
「ひまわり」「少女の友」などの少女雑誌を開くと、必ず塩煎餅をかじりながらマンガやユーモア小説を読んでいるイラストがあった。うちでは買い食い厳禁(お金がないから)でおやつは母親の手づくりだった。
両親ともに関東出身なのでわたしは大阪の食習慣にはうといところがある。大阪で煎餅のようなおやつを食べるとしたら、おかきなのかなぁと考えていた。わたしはあまりおかきは食べないけど。
つらつら考えたけど、下手な考えしてもしゃあない。「煎餅」で検索したら、「せんべい」というサイトが見つかった。【煎餅には、本ホームページが扱う米粉からつくるものと、小麦粉からつくるものがあります。一般的には、関東では前者、関西では後者が主流の様です。】とあったのでなるほどと思った。やっぱり関東のものだったのね。

2008年05月10日

まだ感想は書けない ウラジーミル・ナボコフ「ロリータ」

夜中まで夢中で読んでいた一日目、寝ついたと思ったら悪夢にみまわれ、明け方には自分の寝言で目が覚めた。それからちょっと休んだり夜中に読むのをやめたもので読み終わるまで時間がかかった。
そしていま読み終わって訳者あとがきを読んだところだ。ていねいな注釈がついているのだが、その注釈を初読でなく再読のときにお読みいただきたいとある。そうなのだ、最後のほうにきたとき、もう一度読んでからでないと感想が書けないなと思っていたのだ。落ち着いて注釈を読みつつ再読しよう。

わたしが最初に「ロリータ」を読んだのは1960年ごろ、最初の大久保康雄訳だった。なぜかおもしろくなかったのを翻訳のせいにして、そのままになっていた。評判になり過ぎたので映画も見に行かなかった。

もう一度読もうと思うようになったのはちょっと前だが、若島さんの訳なら信頼して読めると思った。そのとおりで「ロリータ」が20世紀にそびえる小説家の一人という言葉に納得である。2005年に若島さんの翻訳がハードカバーで出ていたのを知らず、先日ようやく新潮文庫のを買ったのだが、文庫本になるにあたってまた点検作業をしたとあって、いま日本で最高の状態で読めることに感謝だ。(若島正訳 新潮文庫 857円+税)

2008年05月09日

不思議な世界へ誘う SUB

ひとりでぶらっとSUBへ行って、西山満さんのベースと竹田一彦さんのギターのデュオを聴いてきた。基本的に金曜日はお二人の出演日になっている。
SUBへは電車がうまくいくと20分で行ける。ちょっと早く着いて「ロリータ」を夢中で読んでいるうちに演奏がはじまった。
自分より年上の人の演奏を聴く機会は滅多にないから気分ええやろと言われているが(笑)、この二人の演奏は不思議な世界を見せてくれる。目の前でマイクを通さずに聴く音はほんとになめらかで美しい。
今夜2曲目の「ブルーモンク」を聴いていると、はじめてこの曲を知った「真夏の夜のジャズ」のセロニアス・モンクの姿が浮かび、口ずさみながら北八ヶ岳を歩いた記憶が甦ってきた。
1ステージを終えてそばにこられた竹田さんに、このレコードを買ってすり切れるほど聴いた話をした。まだLPレコードとちゃいましたよね、と言うと、あれはドーナツ盤やなかったかなという答え。そばにいた竹田さんのお弟子さんは唖然としていた。だってLPレコードに針をおとした経験がないっちゅうの(笑)。
演奏が終わってからはお二人を若者とともに囲んでジャズ談義を拝聴。そりゃもうユーモアたっぷり毒舌ばっちりで楽しかった。

2008年05月08日

今年始めてのゴーヤチャンプルー

白髪が目立ってきたのでカレンダーを見たら、前回美容室へ行ってから1カ月ちょっと経っている。これはあかんとお昼ご飯後に美容室へ行ってきた。これからライブあり、来客ありで人と会うことが多いのだ。
美容室犬シェルを膝に抱いて、店主のシマさんと相棒のMくんに髪染めとカットをしてもらった。
相客に沖縄から来られた方がいて、今日はゴーヤを食べる日だと言うてはる。なぜかというと、5月8日だって(笑)。今年はまだゴーヤチャンプルーを食べてないし、いいおかずのヒントをもらったと帰りにスーパーへ行った。スーパーライフの野菜売り場にはちゃんと「ゴーヤの日」と大きく書いてありゴーヤが山積みなのであった。

酒の肴にはポランで買ったコハダの酢〆があるが、それじゃ物足りないだろうとゴーヤチャンプルーもすることに。ゴーヤは買ったけど、どうやって作ったかなとネットで調べた(笑)。
それと姪が東北旅行に行って送ってくれた山形の漬け物と、デザートは東京の友人Sさんが送ってくれた浅草の日乃出煎餅と豊か過ぎだわ。

今夜の献立
日本酒、コハダの酢〆、冷や奴、漬け物二種(小茄子の辛子漬、菊の花と数種の野菜)、大根おろし、ご飯、舞茸の味噌汁、ゴーヤチャンプルー(豚肉、木綿豆腐、ゴーヤ、卵、花かつお)、大根葉とジャコの炒めたの、焙じ番茶、煎餅。

2008年05月07日

DVD げんごろうシリーズ その1 「ことばが生まれる時」

小児科医で言語聴覚士の梅村浄(うめむら きよら)さんからいただいたDVDを見ました。赤ちゃんが言葉を発する(始語)ようになるまでを、赤ちゃん(しいちゃん、なあちゃん)のおうちに毎月一度伺って記録し続けたものです。

〈げんごろう〉というのは、言語と野郎をくっつけたニックネームです。学生と医師と言語聴覚士が協力して、赤ちゃんの「こどばが生まれる時」を知ろうと、二人の赤ちゃんの成長をビデオで追いました。二人は1997年に2カ月の差で生まれた女の子です。

生まれたばかりの「新生児期」では、お母さんの腕に抱かれて、お母さんの呼びかけに応じて舌を出します。「原始模倣」と言われる行為です。というようにだんだん成長していく赤ちゃんが映し出されます。
首がすわる時期になると、クールなしいちゃん、甘えたのなあちゃんと赤ちゃんの個性が出てきてくるけど、これはいつまでも続かないそうです。
いろいろな音を出して、聴こえるかどうか確かめると、鈴、太鼓、くしゃくしゃな紙の音を聴き取りますが、人の声に最高の反応があります。見るほうでは、名前を呼ばれて顔を見るようになります。

そして、歩き始める時期がくると、ことばが生まれる時となります。
双方向のコミュニケーションがとれるようになり、遠くのものを指差すことができるようになります。相手の身振りの真似をします。「こんにちは」でおじぎをし、「バイバイ」と手を振ります。

わたしは子どもがいないので、考えたこともなかったのですが、こうしてしっかりと成長過程を見せてもらうと、人間ってすごいもんです。わたしもこうして赤ちゃんから成長したんだよなぁ。
ふと、うちの猫が指差したほうを見ないで、こちらの指ばかり見ていたのを思い出しました。

このビデオを撮りはじめた時期からこういうものを作りたいということを聞いていて、編集作業をアップルで勉強されたことも聞いていました。内容はもちろんだけれど素晴らしい仕上がりにも感動しました。

2008年05月06日

アイリッシュウィスキー ジェムソン

昨夜は3時まで「ロリータ」を読んでいた。ものすごく魅せられて読むのをやめられない状態で一日中読んでいたことになる。そしたら寝ついてすぐに悪夢を見てなんだかしゃべっていて自分の寝言で目が覚めた。明け方には裁判の夢を見ていた。「ロリータ」の主人公が裁判で話していたのが、なぜかわたしが話していたみたいで、また自分の寝言で目が覚めた。そのせいでどうも今日はしんどくて、洗濯と掃除その他の家事をして本は1ページも読まなかった。

人と会うために午後から出ていた相方が夕方興奮気味で帰ってきて、食事後も興奮が覚めない。ニュースステーションを見た後に一人でも飲みに行くと言う。じゃあつきあうわと、それから洗い物をして出ようとしたら12時だ。
ギロチンへ行ったら常連さんがいておしゃべり、新しい人ともしゃべり、店番のMちゃんとしゃべり、店主のDさんとしゃべったところへ若者が二人。ヒップホップやってるとわかって話がはずむ。

この前から店のお酒にアイリッシュウィスキーのジェムソンが加わっているので頼んだ。格別に味がわかるわけではないが、スペンサー(ロバート・B・パーカー)とジャック・テイラー(ケン・ブルーウン)にあやかってね。
お酒と会話で酔っぱらい、いま何時と聞いたら4時をまわっていた。こんなことしていていいのかしらと言いながら帰ってきた。
この日記をアップしたらミクシィ日記も書く。明日は沈没やな。

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