今日は夕方からテレビっ子だった。これ以上は見ていられないと、まだ30分あるのだが、さっき玉三郎の芝居を途中で切ってしまった。これを書いて、お茶碗洗わんとー。
7時からなんかやってないかとテレビをつけて、NHKニュースの後、京都テレビで西郷輝彦が富良野へ、五木ひろしが横浜へ行っているのをぼけーっと見た。その次は水前寺清子だったので教育テレビにまわしたら、活け花作家の中川幸夫だったので見続けた。ものすごい量のチューリップの花びらを空からまく美しいところを見られてよかった。中川さんの花はすごい。日常生活の花もすごいし、美術館での竹の造形もすごい。太い筆で書く文字がまたすごい。“すごい”が重なったが、すごいとしか言いようがないのでしょうがない。
そのあとはN響の時間だったのでつけておいて、パソコンに向かい、掲示板に書き込みして、あちこちいつも見るところを見てまわった。
それからがたいへん、洗いものをせなあかんと思いつつ劇場中継、玉三郎の「お染めの七役」を見はじめた。玉三郎が、お染、久松、芸者、御殿女中、お染の母、それからだれだっけ、もう一人“土手のお六”に早変わりする。わたしはずっと昔、前進座の河原崎長十郎にぞっこんだったので友の会にも入って、大阪に前進座がきたときはいつも行っていた。それでこの芝居は河原崎国太郎が七役をつとめたのを見た。国太郎のお六は凄艶でいまも覚えているくらいよかった。玉三郎はお六よりもまだお染のほうが似合うように思う。いまお六が似合うのは桂文太だわいと玉三郎を見ながら思った。しかし、なんやかや言っても、玉三郎はほんとに奇麗。
歌舞伎に凝ったのははるか昔、10代のころである。それからバレエ、新劇、文楽、能、芝居(日本維新派とか状況劇場とか)に凝った。音楽はクラシック、ジャズ、そしてロックという順番である。
芝居でも音楽でもライブが好きだったが、最近はとんとご無沙汰で、映画にさえ行っていない。インターネットがわたしのいまのライブであり、いままでは観客だったが、いまは自分がライブをやっている感覚だからこれでいいのだ。