ここのところ本は図書館で借りてばかり、買うとなれば文庫本ばっかりだったが、ついにどかんと高い買い物をした。エドモンド・ホワイト「ジュネ伝」(河出書房新社)上下で9,450円。正月ごろの新聞広告の端っこで見つけて切り取り、パソコンの横に貼っておいたのだが、「今月は忙しかったからご褒美だ」と独り言を言って、アマゾンに注文した。そしたら次の日に届いたのでびっくり。買いに行ったら時間と電車賃がかかるところを送料なしで翌日届くなんてすごい。
本は大判で厚くて2段組で、それが2冊。いつまでかかって読めるかわからないけど、とにかく当分これ一本槍でいく。読みだしたらおもしろいので大丈夫最後までいけそう。
ジャン・ジュネと出会ったのはずっと昔で、サルトルの「聖ジュネ」を読んで興味をもったからだ。さきにサルトルの言ったことを信じて読んだので、目に曇りがあったような気がする。それ以来のジュネである。この本を読み終わったら改めて読み直そう。
何度もこのページに書いたけれど、数年前にテレビの番組(BBC放送の制作になるもので、他にもダリやデュシャンなどのシリーズになっていた)で見たのが、パリの歩道を歩くエドモンド・ホワイトだった。その姿に見惚れて、ゲイ文学に詳しい友人に話したら、それはエドモンド・ホワイトでしかないと断言されて、彼の作品を探しまくって読んだ。去年はプルーストの伝記「プルースト」を読んだ。ジュネ伝を書いているのを知って、待ち続けていたのをようやく手にしてうれしくてしかたがない。