今朝の新聞に「木登り猫 6日目の生還」という記事があった。大正区の公園で約15メートルの高さまで木に登ったまま下りられなくなった猫が、消防署員によって救出されたそうである。白猫のゴンタくんは12日昼に飼い主の女性と散歩に来て木に登って下りられなくなり、女性はなすすべなく木の下で待っていた。気がついた人が消防署に連絡したという。
今日の記事には、はしご車から差し出した捕獲網でつかまえた写真がついているが、これがとてもよい。よかったね、ゴンタくん。
久しぶりに新聞の切り抜きをした。わたしは猫の花子がきてから、猫関連の記事があると切り抜いてA4サイズにコピーしてファイルしてある。とてもたくさん、いろんな記事があっておもしろい。花子が死んだいまでもときどき出して読んでいる。
「木登り猫」がテーマの絵本も思い出した。エスター・アベレル作「しょうぼうねこ」である。
ピックルズは黄色に黒い点がぼつぼつとついている大きな猫で、アパートの裏庭の樽に住んでいる。彼の楽しみは小さい猫を追いかけることで、アパートに住むおくさんが自分の部屋に連れて行っても出ていってしまう。ピックルズは小さい猫を追いかけて木に登る。ところが雨が降ってきて下りられなくなり、おくさんは消防署に電話をかける。助けられたピックルズは消防署に住むことにする。消防の訓練をみんなといっしょにやり、仕事を助ける。ある日、小さい猫が木に登って下りられなくなったと電話がかかる。ピックルズは木に登って猫を助け下ろす。おくさんは「わたしはいつかきっとお前が素敵なことをやるだろうと思っていたよ」と言う。お話がよくて絵もよい不朽の名作である。(文化出版局 854円+税)