桜が散ってうるわしき緑の季節となった。公園にはいろんな花が咲いている。散歩していてよそのおうちの前の花を見せてもらうのも楽しい。
下福島公園では伝統の野田藤が咲き出した。花の房が短いので豪華さはないが、色がきれいで房の数が多いところがよい。これだけたくさんの藤棚が見られるなんてうれしいことである。ただ鳥が花芽を食べるのを防ぐために全部に網をかぶせてあるのが残念だ。聞くところによると、一時は鳥のために全滅になるところだったというから仕方ないね。
プールで、ここの公園は地味だという人がいたので、「あら、野田藤がたくさんあるのにー」と言ったら、「奈良や京都の藤の花は長うて立派やけど、ここの藤は短くて貧弱やん、よその藤の半分もあれへんで」と言う。「あれは藤の花で、ここは野田藤の花やから、これでええんとちゃう?あたしは好きやけどー」と返事した。そしたら「そうか、そうか、藤と野田藤はちゃうねんな。そやけど、太閤秀吉さんも遊びにきはったって、こんな地味な花で遊べたんかいな、信じられへんわ」だって(笑)。