昨日は電車やバスの窓からあちこちの桜を見た。谷崎潤一郎記念館の庭には紅しだれ桜が咲いていて風情があった。
今日は一日中雨で寒かった。夕方出かけるときは雨はあがっていたが、寒さは変わらず、しまってあったセーターを出して着込んだ。
札幌から大阪に転勤していた知人夫婦が、今度は東京に転勤する。お別れにミナミでお好み焼きを食べようということで、道頓堀の風月に行った。ビールでイカの焼いたのやお好み焼きやキムチを食べておしゃべりした。明朝は4時起きで5時過ぎの始発の地下鉄、そして6時の新幹線に乗り、8時半に東京の会社に着いて9時から会議だという。SOHOの労働者は夜中まで仕事でたいへんだが、大企業のサラリーマンは朝早くから会議でたいへんなのだ。
満腹になったのでぶらぶらと法善寺横丁へ行き、水掛不動さんに詣って「夫婦善哉」へ入った。大阪に長く暮らしているが、このお店に入るのははじめてである。こんなに小さい店とは知らなかった。ぎっしり詰めて10人入るかなという感じである。だが座ると同時にぜんざいがテーブルに置かれ、終わったらさっさと片づける。これでは長居できないから効率がよいわ。ぜんざいをお椀二つに入れてお盆にのせてある。だから夫婦(めおと)ということなのね。直径2センチくらいの丸いお餅が真ん中に入っていた。適度な甘さと量でご飯のあとにちょうどよい。お茶は冷めにくい銅のやかんに入れて置いてあり、湯飲みがたくさん伏せてあって各自が勝手に飲むようになっている。わたしたちの後に入ってきたのは陽気な台湾の女性4人で、写真を撮ってはしゃいでいた。
明日早い夫婦を見送ってからジュンク堂に行った。今日買った本はイアン・ランキン「貧者の晩餐会」、マイクル・Z・リューイン「探偵家族・冬の事件簿」。先日書き忘れていたが、マーシャ・マラー「沈黙の叫び」も買ってある。それと「剣客商売」は10冊目まで買ってある。