古書店「ベルリンブックス」で買った本の1冊(2001年発行)、生活の楽しみ方についての、写真を主にイラストと文章があるおしゃれな本である。最近は本屋に行っても、こういう本の棚の前に行かないので、ナウい(あはは、古い表現!)古書店のデザイン関係のところで見つけたときは新鮮だった。大橋さんのイラストはずーっと昔の「平凡パンチ」の表紙のときから好きだった。雑誌「クロワッサン」もけっこう長く読んでいて、大橋さんデザインの小物を売っている「クロワッサンの店」が阪急百貨店の6階にあったときはしばしば行っていた。いまもなんやかやと台所などに残っている。
この本には、食べ物(ふだんの食事、お弁当、もてなしの食事など)、インテリア、ペットとの暮らしなどについてご自分の生活を語っている。考え方はわたしも同じなのだけれど、収入の差でかなり違うのは仕方ないか。ただビタクラフトの鍋を使っているところは同じであると声を大にして言っとこう(笑)。
最後にこの本のスタイリスト高橋みどりさんとの対談がついているが、気に入った言葉があった。「生活を楽しみたいけど、お金がないからダメというのはウソだと思う。そう言う人は、お金があってもダメよね」。気には入ったけど、お金があってこそ言いたくなる言葉ではある。なーんて言ってても、こういう本を眺めているのが好き。(マガジンハウス 1300円+税)