マーシャ・マラーの「沈黙の叫び」をいま読んでいる最中である。他の本と並行して読んでいるのでなかなか進まない。最近は時間を忘れてミステリーに読みふけるということがなくなった。昔だったら、結末がどうなるのか気になってしかたなかったのに。いまや途中まで読んだミステリーが何冊か置いてあるんだよねぇ。
「沈黙の叫び」はまだ1/4も読んでいないのだが、おもしろいくだりにぶつかった。
女性探偵シャロン・マコーンはこの本の最後で41歳の誕生日を迎える。探偵事務所は順調に経営できているし、ハイ・リビンスキーという理想的な恋人がいて、有能な部下がいて、自宅も別荘も手に入れた。その上に自家用飛行機(4人乗り)の操縦もする。最愛の父が亡くなって、遺言により父と祖父の遺灰を、太平洋に自分の操縦する飛行機で撒きに行くのだ。その父の遺品から自分が養子であることを知るところは、このページの2日〈マーシャ・マラー「沈黙の叫び」を読み出した〉に書いています。
それから自分のルーツを調べ始めるのだが、自宅にホームオフィスがあるのね。なんと、そこに iMac があって、彼女を呼んでいるような気がした。それは「サイバー言語のセイレーンの歌」だと書いている。2000年の本だから iMac は何色かのカラーのやつね。シャロンはオレンジ色を選んだわけ。iMac が「こっちへきてわたしと遊んでよ!」と呼ぶ。その呼びかけにそそのかされたと、照れながら書いているのがおかしい。「絶対受け入れるものか」と誓っていたテクノロジーを使うために、電源を入れマウスを手に取り検索をはじめる。