今日の午後ネットのニュースでフランソワーズ・サガンが亡くなったことを知った。夕刊にも大きく出ていた。わたしの時代がすこーし終わったような気がする。
サガンを読み出したのはいつごろだったろう。「悲しみよこんにちは」は評判に反発してそっぽを向いていた。なにがきっかけになったのか、はじめて読んだのが「一年ののち」だった。それから「ある微笑」を読んで「悲しみよこんにちは」を読み、あとは出版されるのを待って読み続けた。
「スウェーデンの城」「ブラームスはお好き」「すばらしい雲」「優しい関係」・・・それぞれの主人公の会話をいまも覚えている。わたしはサガンから愛の言葉のほかに、イヤミ・ハグラカシなどのやりかたも学んだ。
「一年ののち」ほど何度も読んだ本はない。ジョゼはわたしに似ていると言われているくらいに、わたしはジョゼの“やりかた”の真似をした。サガンがいないのがさびしい。