押井守監督の作品「MAROKO 麿子」をはじめて見て、そのセンスに好意を持ってしまった。毛嫌いしていたアニメだけど見たらおもしろい。そこへ「イノセンス」がものすごくいいらしいと、ネットでの評判をちらっと相方が言うんだよね。「イノセンス」というかっこいいタイトルに惹かれ、その手に乗ってアマゾンへDVDを注文した。届いたのですぐに見ようとしたら、これは「攻殻機動隊」の続きやから先にきちんと「攻殻機動隊」を見とかな話が通じへんで、とのことでビデオで見ることになった。なんか話が勝手に進んでいくやん。
それで「攻殻機動隊」のビデオのほうを昨日の夜じっくりと見たんだけど、よかったのでびっくりした。いままで食わず嫌いでごめんなさい。画面がすごくきれい。ちょっと「ブレードランナー」を思い起こさせる国籍不明なアジア的風景のところもあるし、ロスアンゼルスみたいな感じのところもある。主人公のバトーはなぜか、わたしにはフィリップ・マーローに似ていると思えた。ちょっと感傷的なところがある。またよく考えればハードボイルド警察小説でもある。
というところまでは、わたしのわかる範囲。ほんとはネット社会や情報というのがメインのテーマなのだが、そのへんのことは一度見ただけでは理解できなかった。漠然と感心しただけである。これから何度でも見てわかってやるぞ。士郎正宗の「攻殻機動隊」も読むぞ。
女主人公の“少佐”と呼ばれている草薙素子は義体(サイボーグ)なんだよね。最後の壮絶な闘いと、その後の合体(?)みないなことやら、次に期待を抱かせて終わった。「イノセンス」が楽しみ。