VFCは1991年の11月に発足したので、今月の末でまる13年になる。ほんとにまあよくやってきたものだ。2・3年のつもりで引き受けたのだが、いつのまにやら10周年を迎え、それから3年経ってしまった。いま使っているコピー機のリースが終わる頃はやめようと思っていたら、もうその時期が近くなったらしくゼロックスから買い換えを言われている。また5年リースを組んであと5年がんばりますか(笑)。
わたしがVFCを引き受けたとき、いろいろな要望があったのだが、わたしがやろうとしたことはただ一つ、「楽しく語りあう」ことであった。バブル崩壊前の“できる女”みたいな人たちの集まりであることをやめ、生活から生まれる言葉を語ることを提案したのは、いまでもすごいことを考えたものだと思う。「楽しく語りあう」ということは、自分自身の言葉でなくてはならないのだ。斜めにかまえたり、上から見下ろしたりでは、楽しい言葉は出てこない。それに、こんな会で新聞記者が書くようなことを言ってもつまらない。書評家が書くような書評を書いてもおもしろくない。
自分の言葉で書くということは、毎月の会報で実践されていて、わたしは毎月の会報編集が楽しくてしかたがない。まだネットにはアップしてないけど、「旅に出る」「私の本棚」(今月から)など、楽しい連載があるのもうれしくてしかたがない。
しかし「楽しさの持続」はかなり難しいことで、楽しいからといって、日常のおしゃべりをそのまま持ってこられると困る。「楽しい」と「考えなし」とは別のものなのである。えらそうに書いたけど、13年間の蓄積から出てきた言葉です。