ちょっと前(12月21日)の朝日新聞の広告(酒井順子「負け犬の遠吠え」講談社)についていた田辺聖子さんと酒井順子さんの対談がおもしろかった。田辺さん曰く「負け犬は百人おれば百態あるんだけれど、勝ち犬の生態は一つだけなのね。子どもを見せびらかしたりして」。これって、トルストイかだれかが言っていた「不幸な家庭はさまざまだが、幸福な家庭はそれぞれよく似ている」といっしょやん。また「私はこれでええねん、ほっといてんか」これが言えるかどうかだとも言うてはる。田辺さんは「負け犬の遠吠え」を読んで笑い通しだとおっしゃってるが、わたしはこの対談を読んで笑い通しだった。「小説って、せっけんやタオルのように人生でざぶざぶ使うものよ」という言葉もとても新鮮だった。人生の達人やな。
わたしもこの分類でいくとどうやら負け犬らしいけど、つまらないことを考えたり怒ったりしたら損やもん、わたしはわたし。楽しんだほうが勝ち。