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高津の宮、高津の富亭で桂文太の会

桂文太さんが毎月やっている「Amazing Bunta Club」という落語会に一度行きたいと思っていたが、VFCの例会日と重なるので行ったことがなかった。今月は日にちと会場が変わって今日の午後である。その上、田辺寄席サイトで毎月「演題解説」を書かれている中川桂さんが、ゲストで一席やられるというので行くことにした。
谷町9丁目は20年前には「伽奈泥庵」という茶屋によく行ってたし、10数年前に児童文学研究会「ホビットの会」に行ってたのだが、最近はすっかりご無沙汰している。方向音痴としては、駅を降りてすぐに聞くのが一番と「高津神社」への行き方を聞いたのだが、10人くらいは知らないのであせりました(笑)。結局そこですよと教えてもらって辿り着いた。ほんまにそこやった。
はじめて行った高津さんは落語「高津の富」で有名な神社である。神社の横にある「高津の富亭」は立派な日本座敷で、縁側からは外の景色を眺められる風雅な場所であった。
文太さんの噺は「Y」「Z」のつく演目の順番で「よもぎ餅」「善哉公社」、お楽しみとして「ちはやぶる」。それぞれ達者な芸で楽しめた。「よもぎ餅」は死人を漬け物樽に入れて「福島の羅漢前のどろがめ長屋」から堂島→堺筋→長堀→難波→日本橋→・・・と焼き場への地名を一気に言うのがなんともおかしい。「善哉公社」はぜんさいを食べに入った店が官庁経営で、ハンコがいったり、順番にしないといけなかったりと官僚制度を皮肉っていて笑えた。お正月前だから百人一首から「ちはやぶる」だったのかな。
中川さんの「いらち長屋」は素人ばなれした噺に驚いた。マクラも堂々としていてたいしたもの。長屋のいらちな男が、天王寺さんで人に囲まれた行き倒れの男を見て隣の留五郎だと言う。そして家にいる留五郎を連れて行ってお前の死体だと言い張る。自他ともに許すイラチなわたしとしては、エエカゲンな大阪のイラチのやり取りがおもしろかった。
途中、空が暗くなり時雨が降っているのがわかる座敷で、ゆっくり過ごした優雅な午後、とてもよかったです。

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2004年12月05日 11:11に投稿されたエントリーのページです。

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