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田辺寄席30周年記念落語会 〜春之輔師匠の「もう半分」を聞く会〜

田辺寄席の30周年記念落語会も今回がすんであと1回となった。9月から7カ月9回の公演だからすごいことである。わたしはそのうち5回行って来月も行くつもりだ。
今月の演目は、「開口0番・船場」桂文太、「転失気」桂壱之輔、「にぎやか寿司」桂一蝶、「軒づけ」桂文太、「音曲漫才」姉様キングス(桂あやめ、林家染雀)、「もう半分」桂春之輔。
文太さんは来月の鶴瓶さんの日に行くから今日は休もうという人がいるかと思ったが、満員でありがたいと言って、大阪「船場」の語源や船場の旦那とはどういうものかなど笑わせながら教えてくれた。
若くて元気な壱之輔さん、医者に「転失気」(てんしき)はあるかと聞かれてあると答えてしまったお坊さんが、弟子に教えたことがあるはずのそのモノはなにか調べてこいと言う。みんな知ったかぶりの返事で、置物だったり食べ物だったりするが、実はオナラのことだった。
桂一蝶の個性ってちょっといままで知らないタイプ。ごつごつしたところのない豆腐のような人だ。桂三枝作の創作落語「にぎやか寿司」は、名前だけにぎやかな流行らない寿司屋でのできごと。寿司の食べ方がむちゃくちゃうまい。
文太さんの落語はものすごい精進を感じさせる。端正でありながらぐっと落として笑わせるところも大好き。「軒づけ」は素人義太夫の仲間が近所をまわって軒先でうなり、あわよくば、お上がりと言われてうなぎの茶漬けをご馳走になろうという計算なのだが、なかなか思うようにいかない。そこで考えたことは・・・。
中入のあとが姉様キングスの「音曲漫才」で、これがもうケッサク。あやめさんはともかく染雀さんも白塗りして島田のカツラをかぶって芸者姿で登場。染雀さん(美形)は三味線、あやめさん(もちろん美貌)はバラライカ(ロシアの楽器で三味線と同じく三本の弦)を持って、時事問題をトンコ節や都々逸にして歌う。お腹を抱えて笑った。
春之輔師匠(上方落語協会副会長)の「もう半分」については昨日書いた。噺が暗いのでとマクラでたっぷりと笑わせてくれた。噺のはじめの居酒屋(ちがう言い方を思い出せなくて)で出す「大根の炊いたん」「鯖の炊いたん」は、「大根を煮た」「鯖を煮た」では食う気がおこりまへんでに共感。
帰りの地下鉄でお相撲さんを3人も見た。もう春場所が近づいているんだ。

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2005年02月28日 22:59に投稿されたエントリーのページです。

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