もう10日くらい前になるだろうか、新聞にサンドラ・ディーが亡くなったとあり、その数日後にはテレサ・ライトの訃報があった。テレサ・ライトは清純で静かな感じの人だったと思う。「打撃王」でゲイリー・クーパー扮する野球選手ルー・ゲーリックの奥さん役をやってるのと、ヒチコック監督の「疑惑の影」を数年前にテレビで見た。サンドラ・ディーはなんと言ってもトロイ・ドナヒューとの「避暑地の出来事」(1959)でしょう。当時あの水着姿を知らない人はいなかったくらいだ。
その後に桂文枝さんである。去年10月、田辺寄席の「船弁慶」には感銘を受けた。夫婦喧嘩のえげつないやり取りでさえ美しい大阪言葉に響くのである。たった一回だったけど、すぐ目の前で聴かせてもらった。あの姿を一生覚えているだろう。
そしたら一昨日、日限万里子さんが亡くなったとお悔やみ記事があった。つい2・3カ月前に若い子たちが万里子さんのクラブの話をし、万里子さんて元気な人やわと言っているのを聞いて、変わってはれへんのやなと思ったところだった。わたしが日限さんのお顔をよく見ていたのは70年代後半から80年代はじめにかけてで、彼女が経営する四ツ橋のカフェ&バー&ディスコ「パームス」によく行っていたからだ。朝までカフェでしゃべって夜明けに歩いて帰った時期があった。なにか頼まれて肩を抱かれたことがあったっけ。頼まれ事は断ったけど・・・。62歳なんて、早過ぎる。