新町4丁目の古いビル「細野ビル」を知ってから3年近くになる。オーナーの細野さんが一人でこつこつと修復し、アーティストたちに場を提供している。地下室は個性のある展覧をするのに適しているし、1階ホールはコンサートやショーをするのにとってもいい場になった。相方が「細野ビルイベント情報サイト」をはじめてからつきあいが一段と深くなり、いまや町内会と呼んでいる、
今日は地下室でやっている、Evil Moisture、Rudolf Eb.er、EYヨの3人のアーティストによる「Handshake 2 Exhibition」に行った。なんせ近いのだから気軽であるであるが、気楽に行くわけではない、ある種の緊張感を持ってである。
ここの地下室は展示をする作品を選ぶような気がする。今日の3人の作品は、この地下室で展示することで生きていると感じた。いまのいま、生きている作品である。この作品を汚いとかえぐいと言う人は、デュシャンが便器を「泉」と名付けたとき、そう言ったに違いない。デュシャンの作品を飾ってあった国立国際美術館へ行ったのは、懐かしさの確認のようなもので気恥ずかしさが先立ったが、今日は楽しかった。部屋の横にちょっと気がつきにくいへんな空間があって、そこにカラス(プラスチックの模型=本物そっくり)が吊るしてあったが、下見に来たときにその場所の生かし方を考えたのに違いない。
見終わってからホールに寄ったら細野さんとミュージシャンの岩本さんがおられた。コーヒーをご馳走になって雑談したが、わたしってしゃべると元気になるみたい。うまいこと会話しようとするからアタマも活性化するんやな。