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内田静枝=編「長沢節—伝説のファッションイラストレーター」

先日心斎橋のベルリンブックスで見つけて買った本。とても垢抜けした本で、表紙はセツさんの脚の長い男女のイラスト、裏表紙はセツさんの決まったポーズの写真が2枚ある。編者は弥生美術館学芸員で、2004年4月〜6月に弥生美術館で開催された長沢節回顧展にあわせて編集したものである。
長沢節さんが亡くなられて6年にもなるが、わたしにとって長沢さんはだんだん身近な人になっていくようだ。去年の10月に同じくベルリンブックスで買った「弱いから好き」には感心した。
この本は回顧展にあわせた本だから、セツさんの生い立ちから追っている。わたしがはじめてセツさんを知った少女雑誌「白鳥」のこともちらっと載っていた。表紙の絵がセツさんだったので、あれば写真が載っているだろうに、雑誌そのものが残っていないんだろうな。あああ「白鳥」見たいなぁ。
さまざまな時代のファションイラスト、フランスで描いた風景画、映画に関するエッセイ、などがあって、セツモードセミナーのことがある。以前セツさんのことを書いたとき、セツモードセミナーの卒業生のかたからメールをいただいた。とても楽しい学校だったと書いておられた。セツさんの設計による建物の写真が楽しい。ここで勉強したら楽しかったはずだ。
セツさんの“足より細いセツパッチ”と冗談で言われたという細身のパンツスタイルのかっこいいこと! またそのスタイルを生かした立ち姿、腕が長く見えるタバコの持ちかた、すっごくおしゃれ! そしてその形になったおしゃれは、自由でおしゃれな生き方からきているのだということがわかる。
映画についてのエッセイについている、紙に墨で描いたピエール・クレマンティとマチウ・カリエールがステキ。

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2005年05月02日 00:07に投稿されたエントリーのページです。

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