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突然「草枕」が読みたくなって

草枕 (岩波文庫) 夏目 漱石久しぶりの雨降り、プールも整骨院もさぼって家事と手紙書き。午後、銀行に行った帰りに花屋と雑貨屋に寄っておしゃべりした。がんばっている若い女性としゃべると元気がでる。花屋、雑貨屋と並んで今度はバーができるそうだ。新町アパートの1階全体が素朴でおしゃれな店ばかりになる。すぐそばのカフェは食べ物がおいしいし、近所で遊べてよい感じ。

ときどき夏目漱石がむしょうに読みたくなる。「明暗」がいちばん好きで、読みだすと水村美苗「続明暗」まで続けて読む。「三四郎」「それから」「門」あたりは数年に一度は読み返すが「草枕」は長いこと読んでいなかった。
美文であることや画家が語り手であり、那美という風変わりな女性が出てくることくらいしか覚えていなかったので、読み出しておどろいた。鏡が池に行きたいと画家が言うと【「行ってご覧なさい」「画にかくに好いところですか」「身を投げるに好い所です」(中略)「私が身を投げて浮いている所を—苦しんで浮いている所じゃないんです—やすやすと往生して浮いている所を—奇麗な画にかいて下さい」】すごいわ。たまりません。読んでよかった。

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2005年06月02日 20:50に投稿されたエントリーのページです。

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