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リンダ・フェアスタイン「誤殺」

毎月新しいニュースを送ってくれるメールマガジン「海外ミステリ通信」の7月号は「元気な女性主人公たちを応援しよう!」と題して、検事補が3人、殺人課刑事、火災捜査官の肩書きのある5人の女性主人公の紹介があった。最近はあまりミステリーを読んでいないので、ちょっと勉強しなきゃと、まずリンダ・フェアスタイン「誤殺」を買ってきた。
最近は姪が熱心なミステリーファンになって、読み終えた本を送ってくれるので、こちらもお返ししようと、これを読んだら送るねと掲示板に書いた。姪のほうは覚えのあるタイトルの本だと思って探したそうで、そしたらちゃんとこの本があったんだって。メールを読んでびっくり(汗)。いやぁ、ほんまに全然覚えてなかった。ここに感想を書いてないということは、書くまでもないと思ったのかな。読んでいて知っているようなストーリーだとは思っていたんだけど(笑)。
検事補アレックス・クーパーはマンハッタン検察庁性犯罪訴追課長という要職にあり、仕事熱心で周りに認められているし、保守的な上司や裁判官たちとやり合って主張を通すのにがんばっている。私生活では裕福な家庭の出身で高級マンションに住み、ニューイングランドの美しい島に別荘を持っている。そして、デザイナーブランドの服に身をつつみ、高級ウィスキーを好み、バレエのレッスンで体型を保っている。料理嫌いでピザ宅配の電話番号が親族の次に書いてある。ピザといっても高級店だが。
恋人もお金持ちだし申し分のない生活のはずが、友だちの女優イザベラに別荘を貸したことから事件の渦中に巻き込まれる。気の合う刑事マイクや隣人の精神科医デイヴィットに助けられて事件はうまい具合に解決するのだが、そこまでがしつこく長い。ハーレクインロマンスみたいな恋人とのつき合いを読んでいると「こりゃなんや」となる。仕事ができることと、私生活をきちんとできることとは別なんだとわかった。
地を這い、池にもぐって調査を進めるヴィクの物語をまた読み返したくなった。(ハヤカワ文庫 940円+税)

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2005年07月31日 17:28に投稿されたエントリーのページです。

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