10日ぶりに整骨院の帰り梅田を通った。阪急電車がホームに入ると目に入ってきたのは、高い所からいっぱい下がっているiPodの広告である。以前「スターウォーズ」の広告がきらきらしているときも驚いたがiPodでも驚いた。改札を出て紀伊国屋書店の前の広場もiPod一色なんでまた驚いた。
紀伊国屋書店の前に「NANA」13巻が山積みされていたので、それを持って中に入り文庫本を見たら、ほしいのがあった。前から再読したかった水上瀧太郎「大阪の宿」(講談社文芸文庫)と松下祥子さんによって新しく訳されたドロシー・L・セイヤーズ「忙しい蜜月旅行」(ハヤカワ文庫)。
三番街の成城石井で買い物してから、地下鉄で「忙しい蜜月旅行」を拾い読みしてたんだけど、この本も何十回も読んだ中の1冊なのだ。どこを開いても旧知という感じで楽しい。
巻末の横井司さんの解説を読んで、ひとつ知らなかったことがわかった。この本の原題「Busman's Honeymoon」の意味なんだけど、「ふだんの仕事と同じようなことをして過ごす休日」という意味の「Busman's holiday」をもじったものだそうだ。名探偵は休日もハネムーンもないということなんだって。名探偵ではなくてもわたしもそうなのでうれしくなった。