古書店ベルリンブックスで見つけて3500円うーんと思ったが買ってしまった。1989年スイスのチューリヒで「ソ連子どもの本展」が開催された。本書はその展示の中心となった「1920年代の絵本」を紙上再現を試みたものだそうだ。出版は1991年、リプロポート。編集:ジェームス・フレーザー/島多代。
去年の春に芦屋市立美術博物館で「幻のロシア絵本1920-30年代展」を見てとても感動した。そのときに見た同じ本もあるし、違うのもある。どちらも個人のコレクションである。当時これらの絵本を評価してコレクションしていた人たちに感謝である。
芦屋のカタログよりひと回り大判の本で、見開きになったページが見やすい。科学技術、動物、農業、手仕事、子どもたち、遊び、歌集、昔話、労働者・・・どこを開いても美しい色彩と線で楽しませてくれる。短くも美しく子どもの夢と革命の夢が重ねられた幸せな時代の絵本の数々がある。