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ナナセシン×暗鬼丸コラボレーション展 ガールズアパートメント

今日は少し暑かったが快晴で気持ちのよい日だった。タイトルの展示が細野ビル地下のギャラリーであったので行った。全体の構成は暗鬼丸、写真はナナセシン。「ガールズアパートメント」というのがイミシンだと思った。
地下への階段を降りるときはいつもわくわくする。古いビルの地下室の雰囲気がとても好きで、そこに場所を考えて展示された絵や写真や書や立体を見るのは楽しい。奥にある2メートル×1.5メートルほどくぼんだ場所になにを置いてあるか、また、そこの天井からなにがぶらさがっているか、工夫の跡が見られるのがおもしろい。
今日の展示はピンクの服、下着、布、ゴム風船、ぺろぺろキャンディ、こんぺいとう、等々が床や壁に面したテーブルのあちこちに置かれている。広がった金髪のかつらが淫靡である。少女の内面が外観に現されている。
椅子に座って全体を見ていたら、25年ほど前の友人の部屋を思い出した。当時21歳のMちゃんのピンクの部屋は自作のプラスティック製の立体が飾られ、ベッドやテーブルクロス、壁にかけた服、どれもが考えて置かれていた。本人もいまなら珍しくないけれど当時は人のドギモを抜く服装で、自らが作品なのであった。それは数年も続かず、いまは共通の話題がなく郷愁が残るのみ。少女であり続けることは困難なことである。
今日の作家はしっかりとした女性だった。きっとこの線でこれからも作品を提示していくに違いない。自分が作品というような主観的なことでなく、作品として“少女”を提示していくふてぶてしい作家魂をみた。

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2005年09月19日 14:26に投稿されたエントリーのページです。

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