昨日書いたグレッグ・ルッカの「耽溺者」のヒーロー、ブリジット・ローガンはほんまにかっこいい。ヴィクについで好きな女性探偵はたくさんいるけど、目下は彼女がいちばんである。
彼女はいままでの女性探偵とかなり違う。初登場のときの描写が「訳者あとがき」にあるので借用させていただく。肩の長さの漆黒の髪が肌の白さを際立たせている。身長185センチで細身、たくましい肩、美しい卵形の顔、ブルーの瞳。両方の耳にいくつものピアス、左の鼻孔にも細手のフープピアスをつけている。ニューヨークに住むアイルランド系アメリカ人で、薄荷菓子ライフセイヴァーズをしょっちゅう噛んでいる。愛車は緑のポルシェ。
28歳の夏、ボディーガード業を営む友人のナタリーの同業者であるアティカス・コディアックと知り合って愛し合うのだが、ナタリーとアティカスが関係を持ってしまい、二人の仲は終わる。その後アティカスの謝罪があってよりがもどりかけるが、「耽溺者」では二人の愛の成就はなかなかたいへんな道のりなのである。
気位が高いが、気が優しい。口が悪いが、義理人情に厚い。
わたしの好きな探偵はヴィク以外はおしゃれでない。たいていジーパンか木綿のパンツでスニーカーである。そして上は、夏はTシャツ冬はセーターにピーコートというのが多い。それもいいけど、長身にピアスいっぱいつけて黒のレザージャケッットもかっこいい。