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山本やよいさん訳 ハーラン・コーベン「ノー・セカンドチャンス」

ハーラン・コーベンの本といえば、スポーツ・エージェントのマイロン・ボライターが主人公のシリーズが知られている。わたしはこのシリーズを全然知らなかったのだが、3年ほど前に友人が全册まとめて貸してあげると言って宅急便で送ってくれた。本人も娘さんもマイロン・ボライターの大ファンだという。すぐに読み出したのだが、どうにもかっこが良過ぎてついていけない。2冊読んだまま置いといたが、ついにこの夏お詫びの品をつけ大謝りしてお返しした。
そんなもので、本書を頂いたときは一瞬びっくした。でもあのシリーズでなくサスペンスのノンシリーズ3作目ということなので、ともかくも読み出した。実はわたしはサスペンスもアカンのである。ハラハラドキドキしすぎてしまうのだ。
本書は読み出したらとても読みやすくて、どんどん物語が進んで行く。やっぱりハラハラしてしまい、夜中から朝まで読み通してしまった。
主人公のマークは形成外科医で金持ちの娘と結婚して娘タラがいる。ある朝、自宅で銃撃され、病院で意識を回復したとき、妻が殺され娘がいなくなったことを知る。そのうち、娘を預かっている、200万ドルよこせと脅迫状が届く。マークは妻の父親が出してくれた200万ドルを持って指定された場所に行く。
娘は取り返せずお金は盗られてしまったというところからマークは行動をはじめる。FBIはマークを疑っている。昔の恋人のレイチェルは元FBIの捜査官だったが、事情があって辞めている。偶然出会った2人はいっしょに行動するが、一難去ってまた一難というわけで、これでは読むのを止められない。最後の最後まで行動するマークに拍手。最後がとてもしみじみしていい感じ。(ランダムハウス講談社 上750円+税、下780円+税)

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2005年10月13日 23:35に投稿されたエントリーのページです。

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