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マイルス・デイヴィス「Munich Concert」

Munich Concert Miles Davis用事のついでにアメリカ村のタワーレコードにちょっと寄ってみたら、マイルス・デイヴィス(1926〜1991)の3枚組CD「Munich Concert」(1988)が平積みしてあった。3枚組なのに1460円だったので、中身よりも安さで買ってしまった。いややわ、大阪のおばちゃんを地でいってしもた(笑)。
マイルス・デイヴィスを最初にええなぁと思ったのはフランス映画「死刑台のエレベーター」で、いま調べたら1958年公開である。ジャズは子どものころから身近にあったが、モダンジャズを意識して聴きだしたのは、もっと後のことだ。そして60年代後半にはフリージャズ一直線になってしまい、マイルス・デイヴィスは敬遠するようになった。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は好きで持っていたが、表向きにしていなかった(笑)。
それから幾星霜、フリージャズは行き詰まったと感じ、その感性のままパンク・ニューウェーヴに入れ込んでいき、また行き詰まってからはクラシック、ワールドミュージックと放浪していた。
もう何度も書いたけど、去年の夏に阿木譲さんと再会して、彼がいまジャズと言っているのがわからないまま、わたしもジャズを聴きだしたのだった。なにしろ20年ぶりくらいのジャズだったので、最初はライブだったらなんでも感激していたが、いまやかなりの聴き手に成長したと思う。阿木さんが教えてくださったCDをぼつぼつ聴いていたが、最近は彼が言う北欧ジャズが快適に聴けるようになってきた。仕事中でも食事中でもしょっちゅう聴いている。
今日買ったマイルス・デイヴィス「Munich Concert」なんだけど、マイルスの他は知らないメンバーである。若い人たちなのだろうか。そしてディスコグラフィをちょこっと検索してみたのだが、いま調べたところで最後は1987年である。そんなに年を取ってからのマイルスなんだけど、すごくいいのだ。この音がいまの北欧の音につながっているのを感じだ。コルトレーンが死に、アイラーが死に、阿部薫が死んでも、マイルスは生きていて、こういう音楽をやっていたのだ。

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2005年12月08日 23:57に投稿されたエントリーのページです。

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