「赤い靴」のバレリーナ、モイラ・シャーラーが亡くなったことを今朝の新聞で知った。80歳だなんて・・・月日の経つのが早すぎる。
幼いころ「赤い靴」がどんなに素晴らしいかを、延々と語る10歳上の姉の言葉に酔っていたわたしは、後にたしか中央公会堂でなにかの催しの後に上映されるのを知り見に行った。最初から最後までまたたきする間も惜しかった。主人公ヴィッキーはバレエに魅せられて、踊る人生を自分で選び、バレエ「赤い靴」のプリマバレリーナとして脚光を浴びる。その中で音楽を担当した若き音楽家と恋仲となるが、団長にどちらかを選択するように追いつめられる。結婚して引退したもののバレエへの気持ちは捨てきれず、夫の留守中に黙って復帰する。舞台の幕が上がる直前に夫が自分の仕事をキャンセルして追ってくる。外に飛び出し走る列車に身を躍らせたヴィッキーの足の赤いトウシューズ。
その後レーザーディスクで何度も見て、今度はDVDで見ているが全然飽きない。
シェリー・ウィンタースが半月ほど前に83歳で亡くなった。そんなにたくさん見ているわけではないが、「陽のあたる場所」(1951)が印象的だったので、気になる女優の一人だった。貧しい青年モンゴメリー・クリフトと社長令嬢のエリザベス・テイラーが恋仲になるが、その前に女工のシェリー・ウィンタースとつきあっていて彼女は妊娠していたという話だった。エリザベス・テイラーの輝く美しさに圧倒されたが、シェリーの演技力は抜群だった。たしかイタリアの俳優ヴィクトリオ・ガスマン(わりと好きだった)と結婚したが離婚したんだっけ。
彼女の映画はけっこう見ているがこれは知らなかった。「アンディ・ウォーホル/スーパースター」(1990)。出演者はシェリー・ウィンタースだけなんだよね。どういう出演なのだろうか。「allcinema ONLINE」の説明には【米モダン・アートのヒーローだったウォーホルの死後に作られた、彼の生前のインタヴューと友人、近親者の証言で構成された伝記フィルム。】と書いてあるんだけど。