フィンランドからThe Five Corners Quintetが来日して、横浜、東京、名古屋とライブをすませ、明日22日は大阪ブルーノートに出演する。今日は本町のnuthingsで、メンバーの1人トランペットのユッカ・エスコラが辰巳哲也クインテットの演奏に客演するという。辰巳さんとユッカの間でメールが交わされ、共演の話がでてきたそうで、辰巳さんのミクシィ日記で経過を読むのを楽しみにしていたが、ついに今日実現するわけだ。
大慌てで7時前に到着すると数人が外で待っている。もう少し待てと言われたとのことで、待っていると期待がますます高まってきた。
最初のバンドはnative〈中村智由(As) 大久保健一(Wb) 山下佳孝(Ds) 杉丸太一(p)〉。はじめて聴いたときサックスの中村さんの演奏に魅せられた。いまいちばん好きなジャズミュージシャンはnativeの中村さんやとそれからは言っている。今日の演奏は1月にヨーロッパに演奏旅行に行った影響があるのか、前と少し違っていた。ヨーロッパ的で大人っぽくなったけど、純粋さが減ったという感じ。少し肩すかしっぽかったかなぁ。好きにはかわりないけれど。
辰巳哲也クインテット〈辰巳哲也(tp/fh) 佐藤真也(p) 玉木勝(Bs) 能村亮平(Ds) 三塚知貴(Tb)〉は最初からいい感じではじまった。辰巳さんだけでなくメンバーそれぞれがすばらしいのだ。トロンボーンの三塚さんは武芸者(秋山大治郎「剣客商売」)みたいな感じ、ピアノの佐藤さんの激しい演奏はすごかった。そしてユッカ・エスコラ登場。ほっそりとした二枚目で金髪碧眼、スーツの着こなしがすてき。トランペット2人とトロンボーンが並ぶと迫力がある。お義理にちょっと出演なんかでなく、ほんとに長時間の演奏で、それもすごく力が入っていた。迎える側の緊張感に満ちた演奏がユッカの気持ちを揺すぶったのだと思う。お客もノリにのってそれぞれの演奏に拍手と歓声があがった。いままで何度か辰巳さんの演奏を聴いてきたけど、ここまでの演奏とは思っていなかった。最後はnativeの中村さんも入って、管楽器が4人並んだ。圧巻だった。
The Five Corners Quintetの他のメンバーも遊びにきていてケータイで写真を撮ったり楽しそうだった。
終わってから辰巳さんたちと歓談。余韻をだいじに保って街を歩き、バーメジャーカップでバーボンを飲んで発酵させて帰った。