わたしはアニメが苦手であるとずっと思ってきた。宮崎作品も見たことがない。1年ちょっと前にようやく押井監督の映画「攻殻機動隊」で目覚めたところで、これはテレビのほうも見るようになった。いまはしっかりと草薙素子ファンである。
いつだったか相方が熱心にテレビアニメを見ているのを横から眺めていたら、やたらと可愛い男の子がスケボーのようなことを空中でしている。へーっおもしろそうじゃん、といっしょに見るようになった。アニメ「交響詩編エウレカセブン」である。ずっと見ているにもかかわらず、ストーリーが全然わからないのだ。でも、男の子レントンと美少女エウレカが愛らしく、リーダーのホランドとパートナーのタルホがカッコよく、他のキャラクターもそれぞれ個性的で、わからないなりにおもしろくて飽きない。
先日コミックのほうを1〜3巻買ってきて読んだら、ようやくストーリーがわかってきたのだけれど、まだわからない部分があったのを紹介サイトを読んで理解した。
人類が故郷の星を追われてから、気の遠くなるくらいの年月が流れ、辿り着いた「約束の地」を開拓し「塔州政府」が建国されて、それからまた数世紀の時が流れて・・・という超未来の物語なのである。
空中を滑空するスポーツ「リフ」が唯一の趣味であるレントンにとって、祖父との生活は平和過ぎてイライラするものだった。憧れのリフライダーで若者たちのカリスマであるホランドのようになりたいとレントンは願う。そして家を出たレントンはエウレカに会う。(角川書店1〜3 各540円+税)