春はややこしい。花粉症はどうやら免れたものの、皮膚のかゆみはいっそうひどい。背中が掻き傷だらけで水着が着られない。痒いと気分を平静に保つのに努力がいる。日常の用事を意識して丁寧にしている。
こんなときに良いのが読み慣れた本を読むことだ。「セイヤーズ読書会 コミュニティ」を発足させたところだし、1冊の本をテーマにするべく、まず「死体をどうぞ」を読み出した。これも何度読んだかわからないくらい読んだ本だ。以前持っていたのは抄訳だったが、完訳があるいま思うに、かなりうまくまとめてあった。ロマンチックな面がちゃんと出ていた。
そこで引用
ハリエット「わたしはどんな状況も望んでないわ。静かにしていたいだけなの。」
ピーター卿「へえっ! けどあなたは静かにしていられる人じゃない。いつだって何かしら面倒を引き起こす。それなら対等な条件で闘って、楽しんだらどうだね?・・・僕も闘うのならうまいよ」
ハリエットとピーター卿のように規模がでかくないが、わたしも静かに暮らしたいのに、向こうから面倒がやってくる。もっとも面倒を起こす相手とつきあってきたということから考えると、“静かにしていられる人じゃない。いつだって何かしら面倒を引き起こす”人なのである。ほんま、なんにもしなければ面倒はこないし、静かに暮らせるはずだけど、なんて愚痴を言わずに、バカなことを言ったやつと闘うのを楽しもう(笑)。