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真面目でなきゃ

「ジェイン・オースティンの読書会」を読んだら、映画「めぐりあう時間たち」(2002)を思い出した。ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」をテーマに3人の女性の生き方を描いた映画である。残念ながらマイケル・カニンガムの原作をまだ読んでいないので、こちらは映画の印象からの話になる。
ジェイン・オースティンとヴァージニア・ウルフの作品を読んだ女性たちにとって、生きること、生活していくことは、とても真面目に考えるべき問題となる。少なくとも「ジェイン・オースティンの読書会」で読書した5人の女性、「めぐりあう時間たち」に描かれた3人の女性は真面目である。ついでに、サラ・パレツキーの作品の中の女性たちは真面目に生きている。作品を読んで共感すれば真面目でなくては生きていけないはずだ。
登場する女性たちは若くはない。ずっと独身だったり、子どもがいたり、夫との確執を抱えたりして悩む人たちである。そして人生について深く考えている。普通に暮らしながら真面目にさまざまなことを考え行動する。
ひるがえって、わたしの周りにいた人たちのことを考えると、青春時代というものがあって、勇ましいことを言っていた人が大人になって去って行った。文学を真面目に読んでいたらできないことだと、わたしは思うんだけどね。
大人になっても文学を読む、読書会をする。読書会は先生をお呼びしてお話を聞くのでなくて、自分たちで語り合うってこと。わたしはなんと言われようと真面目でいく。

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2006年03月05日 20:41に投稿されたエントリーのページです。

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