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「中野」の出汁巻

仕事が一つ片付いたので、近所のお魚の店 磯の家へおいしいものを食べに行った。お刺身をいろいろ注文、久しぶりなのでうまかった。名前を忘れてしまったが、気仙沼のオトナになる前のマグロの刺身が抜群だった。賀茂茄子の田楽、水茄子のぬか漬けと茄子料理もうまく満足した。メニューを見ていたら出汁巻があった。ふだん卵を食べないからこういうときに食べようと注文したのだが、つい、美味しいけど中野ほどではないよねと言ってしまう。
中野は御堂筋の東側を千日前通りの少し北で東へ曲がって、心斎橋筋へ行くまでにあった古い店である。ここへ行くといつも出汁巻を注文していた。もう10年以上前になくなってしまったが、安くてうまくて若者の客が多かった。行くと知り合いがいて、その後はまたどこかへ飲みに行ったりした。
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズがまだそんなに知られてないころに、隣で飲んでる客と話がはずんだこともあったなぁ。「失投」「約束の地」のころだ。スペンサー、ホーク、スーザンの口まねをして楽しんだ。そのころは翻訳ミステリーを読むのがオシャレだった。だからいかにハードボイルドに精通しているかをしゃべったりしたものだ。まだブログがなかったからね(笑)。お互いに出汁巻を食べながら。

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2006年06月29日 15:30に投稿されたエントリーのページです。

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