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色彩と音楽の洪水 京劇「楊門女将」

生まれてはじめてナマで京劇を見た。映画「覇王別妃/さらば、わが愛」は京劇の俳優の人生を描いていて、舞台のシーンもたくさんあり興味を持ったが、わざわざ本物を見に行くところまでいかなかった。今日は兄から誘われて二つ返事で谷町4丁目のNHK大阪ホールへ出かけた。谷4ってほんとに縁がなくて、地下鉄で3つ目の駅なのに降りたことは何度もない。
3時半開場とともにどんどん人が集まってくる。兄は中国旅行で「水滸伝」を見て京劇ファンになったという。北京でもセリフが字幕に出たそうで、歌うような言葉がいまの人には聞き取れないらしい。
「楊門女将」(ようもんじょしょう)は楊家の女将軍たちということである。北宗の時代、周辺国の侵犯に悩む朝廷は、楊一族に辺境警備をまかせている。楊家の男たちは戦場で命を落としたため、屋敷は100歳の余太君を頭にして女たちが守っている。ABのプログラムがあって、わたしが見たのはBの女将合戦編だった。女子どもと見くびった西夏王を苦難の果てにやっつける女性軍。その戦いぶりの派手なこと! 衣装は色の洪水である。身にまとう着物、背中にクジャクの羽が2本そびえ立ち、それぞれ衣装の色と合った三角の旗が4本鳥の羽根のように背中についている。兵士役の若者たちがどんどんやるトンボ返りもめちゃくちゃ派手。まっこと豪華絢爛であった。
席は前のほうの真ん中だったので細かい目の動きまでよく見えた。京劇ファンという人たちがいるらしく、いいところでは絶大な拍手が送られていた。老若男女の客がいたが熟年層がいちばん多かったかな。おしゃれして出てきたという感じ。

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2006年06月10日 22:40に投稿されたエントリーのページです。

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