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真っすぐで気持ちよい映画「ガールファイト」

ガールファイト カリン・クサマ2000年のサンダンス映画祭でグランプリと最優秀監督賞をとった映画だというので、はじめだけでも見ようかとテレビをつけたが、おもしろくて最後まで見てしまった。監督・脚本がこれがはじめての映画のカリン・クサマという日系の女性である。製作総指揮がジョン・セイルズで、この人の「セコーカス・セブン」(1980)を昔は大好きで、レーザーディスクで何度見たことか。
子どものころに母親を自殺で失ったブルックリンに住む17歳の少女ダイアナ(ミシェル・ロドリゲス)は、学校で気に食わないクラスメートを叩きのめして教師に叱られる。家に帰ると高圧的な父親がいていらつく。おとなしい弟はボクシングを習わされているが、彼女は女だからとはねつけられる。ジムでトレーナーに頼むとお金を払ったら教えると言われて、家の金をくすねて払い、次は母の形見のロケットを売ってまかなう。最初は単に怒りを体で表すことしかなかったが、だんだん体を鍛えることに興味を持ち、トレーナーの言葉に従ってランニングもする。弟は自分が習うのをやめてお金を姉にまわしてくれる。
学校の体育テストでは、片手腕立てふせを何度もやってのけるし、鉄棒も走るのも抜群である。ジムの先輩のエイドリアンと愛し合うが、その仲を父親に知られ、くすねたお金でボクシングをやっていることも知られてしまう。それをなじられると父親を暴力でやっつけてしまう。
トレーナーはダイアナを指導しアマチュア試合に出す。ダイアナも期待を裏切らない。この師弟関係がいい感じだ。この時期にボクシング志望の女性が現れはじめていて、ダイアナはその中で勝ち進むし、相手が急に出られなくなった試合に男性相手で出て、反則勝ちする。最後はなんとニューヨーク市のアマチュアボクシング大会で、恋人のエイドリアンと対戦することになる。「女を殴るなんて」と言っていたエイドリアンだが、試合はともに本気で戦い、その結果ダイアナが勝つ。
エイドリアンにはファンの女の子がいて、嫉妬に苦しんだダイアナだが、最後は彼から「もう俺をすてるだろ?」と言われ「そうなるかも」なんて言って近づき抱き合う。いいラストだった。

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2006年07月30日 00:41に投稿されたエントリーのページです。

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