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ロバート・クレイス「ぬきさしならない依頼」

私立探偵エルヴィス・コールものシリーズ4作目(先日買ったものでは2册目)で、前作より2年後(1996年)に翻訳が出ている。だんだん書くのが上手になってきていてあと2冊を読むのが楽しみ。
ある日、法律事務所で秘書をしているという清純な感じの若い女性ジェニファーが、エルヴィスのオフィスにやってきて、子どものころからつきあっている婚約相手の警官マークの態度が最近おかしいので調べてほしいという。料金は2000ドルと言うと、あと1960ドルは月賦にしてほいいと40ドルを現金で払い契約完了。
窓の外を見ると覆面パトカーが止まっているのが見える。ジェニファーが帰ったあと、2人の警官がやってきて手を引けとおどす。マークと相棒のリゲンズである。2人が帰った後、24年間パトカーに乗っていて、いまはレストランを経営している友人に2人のことを調べてほしいと頼む。2人は団結力の強いリアクト・チームに属しており、なにかありそうである。
警官たちが権力を利用して犯罪を犯し、それを隠すために邪魔する者を消していく。その前に立ちはだかるエルヴィスとパートナーのジョー・パイク。困難な仕事に取り組んでいるときのパイクのひとことがカッコいい。「おれたちに限界があるとしたら、自分でそう決めたときだけだ」。今回は警察につかまってサングラスをとらされるところがある。
ここで大丈夫と思うと、そうは問屋が卸さないとばかりに悪者のほうも頑張り、何度もクライマックスがある感じでがんがんいく。でも最後は正義が勝つから大丈夫。(扶桑社文庫 580円+税)

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2006年07月07日 15:14に投稿されたエントリーのページです。

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