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長編漫才芝居「お笑いロミオとジュリエット」

佐野キリコと平林之英の二人ユニットによる長編漫才芝居「お笑いロミオとジュリエット」を細野ビルヂングで見た。私の演劇鑑賞歴は切れたままで20年くらい経っていたが、細野ビルと知り合ったおかげで、新しい芝居と出合えている。
フライヤーには「ロミオとジュリエットの魂がうっかり生き延びてしまい、自分たちの原作ドラマを振り返り、追体験しながら、夫婦や家族の愛を発見していくというお話です。2幕構成の100分間(10分間の休憩込み)。」とある。
ホールの正面に30センチくらいの高さに半円形の舞台が組まれていて、音楽はギターの生演奏でその横、小道具類が両側のテーブルに置いてある。演者は二人で、2幕には子ども(キューピー人形)と三人舞台なのであった。
二人が登場、ジュリエットはピンク系の振り袖でだらりの帯に島田のかつらをかぶって、靴下はいてタップシューズ。ロメオはラメ入りのグレーのタキシードでタップシューズ。大阪弁で歌い踊るのがすごく達者。途中でおてもやんと田子作に変身したり。出会いから結婚しようと話は進み、結婚式には神父さんがいると、客の中へいって中年の男性を舞台に引っ張り上げ結婚式を執り行った。1幕目はこちらもどんなのかと好奇心にあふれているし、スピードがあって笑えた。ロメオが自分のことを“ワシ”と言うのがおかしい。
2幕目は出会ったばかりなのに子どもができたとタップダンス入りの出産。子どもにおしめをあてたりミルクを飲ませたりと芸は細かいが、わたしは少々違和感をもった。そして大芝居の悲劇から人間賛歌みたいになっていくところもちょっとかなわんかった。
でも大熱演の2人は歌もタップダンスもたっぷりと、すごく達者な役者さんだった。行くとき、ビルの裏にしつらえたテーブルに二人が向かいあっていたが、こういうのが劇場にない細野ビルの楽しさである。

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2006年08月27日 21:38に投稿されたエントリーのページです。

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