去年ミクシィに入ったとき、紹介者やつきあってもらうことになった人(マイミク)のトップページを見て、自分が入るコミュニティを決めていった。もちろんミクシィ内検索もした。そしてサラ・パレツキーコミュがないのを発見、喜んでコミュをつくり自分が管理人とあいなった。
そのとき見つけたのが「文藝ガーリッシュ」というコミュだった。トップページに「うっとり」と称して作品の名前が100冊あまり連なっている。わたしは3/4以上は読んでいるので、「文藝ガーリッシュ」という言葉の意味がはっきりわからないままに参加した。
本書はそのコミュの管理人をされている千野帽子(俳人)さんが、2005年に「東京新聞」「中日新聞」「北陸中日新聞」に連載されたものをもとにして書かれた本である。わたしはミクシィではじめてお名前を知ったのだが、今年の「ミステリーマガジン」10月号に書かれた〈誌上討論「現代本格の行方」8回目「少年探偵団 is dead. 赤毛のアン is dead.」〉がおもしろかったので、迷わずに買ったというわけ。
「文藝ガーリッシュ」とはなんぞや。あとがきに【志は高く、心は狭く—(中略)さまざまなタイプの本に出てくるお嬢さんたちの誇りは、毒と蜜のカクテルでした。スヰートな蜜が致死量の毒と結合した瞬間、女子は甘いスリルとともにみずからの誇りを自覚する。/ふと思い立って、その甘いスリルを仮に「ガーリッシュ」と名付けてみました。】とある。
名付けられた「ガーリッシュ」であるところの作品の紹介が2ページに1冊あって、読むと思い出すことがあったり噛みしめたりで、なかなか次へ進めない。いまはちょっと満腹状態である。
読んでいるうちに気に入った言葉があった。清水博子「ぐずべり」紹介のページに、【読書は戦う女子の栄養源なのですね。】そうなんですよ。読書は戦う女子になくてはならない栄養源。それがわかる千野さんは男性だけど、えらい(笑)。吉屋信子の紹介の中で、【「女」ではなく「私は」と言える女子。(後略)】と書かれている。そうそう、「私は」と言う女子が少なすぎる。わたしなど「私は」と言い過ぎだと言われてるけどね(笑)。(河出書房新社 1600円+税)
コメント (2)
うちの母がある時からとりつかれた様に本を読み出した。昔から芝居やタンゴなどに興味はあったんですが。どうも母の姿が自分に似てきているような気がして・・・ 昔読んだ中上健二の枯れ木灘をふと思い出しました。あれって途中で父親が子供のことを自分の親のように思ったりするんですが。まさに芸術の息吹は母から受け継いだものだと、先日のクラプトンライブに一緒に出かけて思いました、すごい母だなと。
投稿者: kazoo | 2006年11月19日 23:39
日時: 2006年11月19日 23:39
私の知り合いの男子もフジロックフェスにお母さんと行きましたよ。
昔ロックを聴いていたお母さんが増えてきたんでしょうね。
40代で10代の子がいる人なんか、青春はパンクですもんね。
投稿者: kumiko | 2006年11月20日 22:44
日時: 2006年11月20日 22:44