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引っ張り出した「久生十蘭全集」の2冊

本棚の下段は棚板をはずして古い本を積んである。できるだけ本の背を見せて置こうと思うのだが、本が増えていくのでままならない。最近は読書時間が減って新刊さえなかなか読めないことが多く、古い本に手が出ないからちょうどよいのだが(笑)。
さっき久生十蘭の「顎十郎捕物帳」が読みたくなって掘り出したのだが、あったのは全集が2冊で探したのは入ってなかった。すごく読みたい気分だったのになぁ。1970年に三一書房からでた全集で全部買ったはずなのにないのは、なにかのときに売ったんだろう。「十字街」「我が家の楽園」「真説・鉄仮面」が入った第2巻と、短編がぎっしりとつまった第5巻とである。
これから「十字街」を読みふけりそう。わたしは朝日新聞に連載された「十字街」を読んで久生十蘭に目覚めたのだ。1951年のことだからなんて早熟な(笑)。1933年フランスを震撼させた大疑獄スタヴィスキー事件を背景に、パリ在住の男女2人の日本人が巻き込まれるという壮大な作品である。
今日「顎十郎捕物帳」を読みたいと思ったのは、ミクシィの久生十蘭コミュニティに入ったからで、まったくミクシィには気を惹くコミュがたくさんあって困ったもんだ。

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2006年12月19日 00:44に投稿されたエントリーのページです。

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