毎週火曜日の8時からサンテレビ(神戸のテレビ局)で「剣客商売」を再放映している。最初に気がついたときは渡部篤郎が大治郎をやっていて、わたしははじめて見るのでうれしかった。去年は野球をやってない日や雨で中止の日に放映されていた。野球シーズンが終わってからは毎週だが、いつのまにか大治郎の出番がなくなり、数週間後からは山口馬木也と寺島しのぶに変わった。こちらのほうは一度全部見たのだが、飽きずにまた見ている。好みから言うと大治郎は渡部篤郎のほうだが、山口馬木也もなかなかよいし、寺島しのぶは気品ある三冬でぴったりだ。
今週は三冬が妊娠したことを秋山小兵衛とおはるの前で知って、大治郎が三冬の父である田沼意次のところへ知らせに走る。そこのところで、わたしは大治郎と三冬、そして生まれて小太郎と名付けられる子どもの将来に想いを馳せるのであった。
いま最後のところを読んでいる中村真一郎の「木村蒹葭堂のサロン」は、田沼意次失脚によって大坂の一ブルジョワジーである蒹葭堂さんもひどい目にあう。ましてや意次の娘の三冬と夫で田沼道場師範の大治郎への風当たりはどんなだったろう。小太郎はどう成長していくのだろう。何事にも筋を通す大治郎としっかりした三冬だから、逆境でもしっかりと生きては行くだろうけどしんどいやろなぁ。
しっかりと歴史を学んでないから、「剣客商売」を読むまで田沼意次を悪いヤツと思っていたわたし。それ以来、ちょこっと日本歴史をかじっていたら、辻原登「花はさくら木」に出会い、カッコいい意次にまた出会えた。今度は「木村蒹葭堂のサロン」で江戸時代の文化が花開いた田沼時代を知った。