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ああ、日活青春映画

ケーブルテレビで日本映画の古いのをやっているのを知って、今日は古い日活映画を1本見た。和田浩二主演の「疾風小僧」(1960)で、出演者のタイトルに吉永小百合(新人)とあった。
若かりし私はこの手の日活青春映画が大好きだった。最初は友人の親が日活映画の株を持っていて招待券があるので行ったのだが、小林旭の「銀座旋風児」でとりこになった。石原裕次郎のも行ったが、小林旭のほうが好きで、友人をおだてたりすかしたりしてタダ見したもんだ。「銀座旋風児」のシリーズのわざとらしさも好きだし、「渡り鳥」シリーズのばかばかしさも好きだ。
いまは昔の映画もカンタンに見られるいい時代になり、一時は記憶にしかなかった映画が見られる。それですごくうれしいときがあり、なんだーとがっかりする場合あり。
今日の和田浩二は名前は知っているが顔が思い出せないので見たのだが、なんだ、よく小林旭の映画の二番手に出ていた若者だ。1944年生まれで1986年に亡くなっている。出演した映画の本数はすごい。数えたら60年代に58本もあった。
オトコマエではあるがピカッとしたものがなく、裕次郎とアキラの模倣に終わってしまった感じだ。この映画もせっかく北海道旭川まで長期ロケをした大作で、キャバレーのセットも豪華なのだがスター性が足りない。
わたしの育った家は都市の貧困階級だったが、なぜか洋画と翻訳小説を愛好する父親と生真面目な母親のおかげで清教徒的家庭だった。わたしの日活青春映画と東映やくざ映画への傾倒は「この子は品が悪い」となって、いまだに家族からバカにされっぱなしなのである。

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2007年02月21日 23:32に投稿されたエントリーのページです。

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