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ギャング映画の傑作「ミラーズ・クロッシング」

ミラーズ・クロッシング スペシャル・エディション ジョエル&イーサン・コーエン1991年の映画をいまごろ見て熱くなってしまった。一応カッコつけてコーエン兄弟の映画やから、なんて言うているが、実はそんなに見ていない。「ビッグ・リボウスキ」(1998)「ファーゴ」(1996)の2本は見て、さすがコーエン兄弟と言われるはずだと思った。「ミラーズ・クロッシング」は、「赤ちゃん泥棒」(1987)のすぐ後の映画なのだが、最後まで一所懸命見てしまった。いまさらながらだがギャング映画の傑作だと思う。
1929年のアメリカ東部の町では暗黒街を制した者が町を制する。いまはアイルランド人のレオが市長と警察署長を抑えているが、イタリア人のキャスパーが取って代わろうと虎視眈々と狙っている。レオの右腕のトムは頭が良い切れ者だが博打好き。目下なにに賭けても負けて借金を背負い込んでいるが、レオが貸すと言っても受け取らない。レオはクラブで働くヴァーンと結婚しようと思っているが、トムは昨夜ヴァーンが自分の部屋に居たことをレオにばらしてしまい怒りを買う。
なんやかや抗争があった末、キャスターが町を制するようになる。レオは家にいるとき襲撃されるが、家を焼かれはしたが反対に相手を倒す。トムはキャスパーに取り入って、うまく立ち回り、抜群の頭の回転の早さと口の巧さで乗り切る。ヴァーンの弟がからむが、トムは非情に彼を使ってキャスターを殺す。
最後はトムに絶望したヴァーンがレオに結婚を申し込む。レオはトムの働きで町の支配を取り戻す。弟の埋葬のあと一人で車に乗り込むヴァーンの後ろ姿が淋しい。その後姿を見ながらレオが戻るようにいうが、トムは断って去って行く。おー、ハードボイルド!
トムに扮したガブリエル・バーンがすごくよかった。オトコマエだし服の着こなしがよくて演技もよい。で、調べたらあまり見た映画がないのだが「若草物語」のウィノナ・ライダーの次に名前があった。ジョーがニューヨークで出合った恋人がそうだったのかな。そういや感じの良いオトコマエだった。
レオをやったのは、「土曜の夜と日曜の朝」(1960)で旋盤工をやっていたアルバート・フィーニーだと知った。いやー、わたしの映画歴も長いわ。

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2007年02月23日 01:36に投稿されたエントリーのページです。

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