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愁ひつつ岡にのぼれば花いばら

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今日散歩していたら足下に野ばらの花が数輪咲いていた。えっ、ほんまに野ばらかしらと、つくづく眺めたがやっぱり花いばらだった。どこか田舎から持ってきた土に根が残っていたのが、春になって芽が出て花が咲いたということだろう。白い清純な花。

先日、ミクシィで知り合った若き友が、平安時代の歌人の歌二首だけをその日の日記に書いていた。そのときの自分の心を歌にこめている。
それを読んで自然にわたしの心に出てきたのは、

 愁ひつつ岡にのぼれば花いばら 蕪村

うまくつながって気持ちよく、この句だけを返信したら、彼女も気持ちよく受け止めてくれた。まだ会ったこともない人だけど、だいじな心の友。
乙女心を歌に託すとすれば平安時代の和歌と江戸時代の俳句なんだなぁと今更ながらつくづく思った。

そんなことがあっての、今日の植え込みの隅っこで見つけた花いばら。

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2007年03月26日 00:01に投稿されたエントリーのページです。

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