« 花筏をはじめて見たよ | メイン | 山本やよいさん訳 デヴィッド・ヒューソン「生贄たちの狂宴」上下 続き »

山本やよいさん訳 デヴィッド・ヒューソン「生贄たちの狂宴」上下

生贄たちの狂宴 上 デヴィッド・ヒューソンデヴィッド・ヒューソンはイギリスの作家だが、作品はローマの警察官たちの活躍とローマの街がとても魅力的に描かれていて楽しい。前作「死者の季節」が良かったので期待して読み始めたが・・・うん、今回も良かった。一度読んで、また気に入ったところを読んて楽しんだ。
ニック・コスタ刑事は前回の事件での心の傷も癒えて警察に復帰する。相棒を失った彼に、今回新しくコンビを組まされることになったのは、不祥事を起こして風俗課から左遷されてきたジャンニ・ペローニ刑事である。子どものときに顔を警官につぶされたといういかつい顔をして、態度はでかいし口が悪い。ベジタリアンのニックの横でローストポークがはみ出したパニーニを食べてニックに「食べるか」と聞いていやがられる。上司のファルコーネ警部は以前ラケーレという女性と恋をして離婚したが、結局ラケーレとも別れてしまった。いま彼女はDIA(マフィア対策庁)に勤務して敏腕をふるっている。

はじまりは、アメリカから観光に来たマイクロソフト社社員の中年夫婦が、ローマの遺跡でなにか掘り出したいと、躍起になって掘ったあげくに出てきたのが、少女の死体だったこと。もしかして2000年も前のかもしれないミイラ化した死体である。病理学者のテレサが調べてミイラと判断しかけたが、口の中から出てきたのは20年そこそこ前の硬貨だった。そして首に切り傷があり、明らかに殺人事件の被害者であることがわかる。
死体は16年前に行方不明になった少女エリナーとわかる。彼女はアメリカマフィアの大物でローマ在住のウォリスの義理の娘だった。彼女の母親は娘が行方不明になった後アメリカで自殺している。
その騒ぎの中、観光旅行中の母親から16歳の娘がオートバイに乗った男に連れ去られたと届けがあった。
今日は眠いのでここまで。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dp31082594.lolipop.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/783

About

2007年04月24日 01:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「花筏をはじめて見たよ」です。

次の投稿は「山本やよいさん訳 デヴィッド・ヒューソン「生贄たちの狂宴」上下 続き」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。