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フィリップ・ガレル監督の映画を2本「秘密の子供」と「白と黒の恋人たち」

秘密の子供 フィリップ・ガレル白と黒の恋人たち フィリップ・ガレルフランス映画にはずっとご無沙汰していて、フィリップ・ガレルがゴダールの再来と呼ばれていると聞いても、ゴダールの前半の作品しか見ていないのでピンとこなかった。連続して2本の映画をDVDで見てようやく納得。2本とも描かれているのは「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」で知られるニコである。ガレルはニコと10年間生活を共にしたが、離婚後の1988年にニコは自転車の事故で死んだ。

「秘密の子供」(1979)ではニコ主演で企画されたそうだが、そうはならなくてアンヌ・ヴァアゼムスキーがニコの役を演じている。アンヌ・ヴァアゼムスキーはゴダールの「中国女」で圧倒的な存在感を示した女優だ。ゴダールの映画ではジーン・セバークについで好きな人である。最初なにも気にしないで見ていて、すごい女優やなぁ、あれ、この人知ってるとなって、後で調べたらアンヌ・ヴァアゼムスキーだった。
ニコとガレルの生活が繊細に描かれる。こんなに繊細な人たちがうまく日常生活を送れるはずがなく、ニコは麻薬におぼれていく。モノクロ映画なのだが淡い色彩を感じた。

「白と黒の恋人たち」(2001)もモノクロ映画。映画監督フランソワ(メディ・ベラ・カセム)は別れた恋人ニコのことを題材に映画を作りたいと奔走する。資金を集めるのに苦労して、人の紹介で会った男が出してくれることになるが条件がつく。たまたま道で出会った女優志願のリュシーに目をつけて、恋と映画製作の幸せな生活になるが、撮影の進行とともに神経が尖っていく。金を出した男からも代償を要求される。
麻薬に溺れていくヒロインを演じているうちに、リュシー自身がそばにいる麻薬常習者の女性に誘われて手を出すようになる。そこへリュシーの昔の恋人が訪ねてきて、彼もいっしょに溺れていく。悲劇は突然訪れる。

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2007年05月01日 00:52に投稿されたエントリーのページです。

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