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メロドラマの王道「ステラ・ダラス」

今日もミクシィからの話題です。「昔 素敵な少女雑誌があった」というコミュニティに参加しているのだけれど、管理人のJさんが昔の少女雑誌からの画像をどんどん載せてくださる。中原淳一や松本かつぢはもちろんのこと、忘れていた画家の絵がどんどんアップされて楽しいったらない。以前も書いたが、雑誌「白鳥」の長沢節さんの挿絵ページがアップされたのには驚喜した。古いものを捨てずにきて、現在こうしてネット上で愛好者たちを喜ばしてくれるのだからありがたい。

先日から佐藤紅緑の少年少女小説の話で盛り上がっていたのだが、話は吉屋信子の大人向け小説に発展。Jさんは婦人雑誌に吉屋信子の「母の曲」(アメリカの大衆小説「ステラ・ダラス」の翻案)が連載されて、それが映画化されたのを幼年時代に母に連れられて見に行ったという記憶が甦った。しかも原節子が奇麗だったということも。
そこからわたしが思い出したのは、映画は知らないけれど、子どものころ大衆文学の文庫本(春陽堂文庫?)で「ステラ・ダラス」を読んだこと。労働者階級出身のステラは上流階級の男性と愛し合って結婚し子どもができたのだが、階級差で生活がうまくいかなくなり離婚する、夫は上流階級の女性と再婚するとき、ステラと娘の縁を切らしてお嬢様として育てることにする。最後のシーンが窓の外から娘をじっと見るステラの描写で終わり。子ども心にもあまりにもお涙頂戴だと思ったものだ。そのお嬢さまを若き日の原節子が演じていたのだ。

検索したらもっといろんなことがわかった。アメリカで3回、日本で2回映画化(1937と戦後)されていること。普通「ステラ・ダラス」というと、2回目のバーバラ・スタンウィック主演(1937)のものをいうこと。3回目はペッド・ミドラー主演の「ステラ」(1991)であること。
しかも野沢公子さんの「メロドラマ・女性・イデオロギー」というサイトから、メロドラマについて、メロドラマの代表である「ステラ・ダラス」についていろいろと学ぶことができた。
思いもかけない記憶が甦り、学問的解釈にまで発展してしまったのだからすごい。それも今日一日パソコンに向かっていただけで!

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2007年05月04日 00:58に投稿されたエントリーのページです。

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