長い間わたしは新聞を読むのが大好きだった。字が読めるようになってからずうっと読んできた。それも「朝日新聞」を生まれた家でも独立してからもとっていた。仕事場を持つようになって「日経新聞」もとることにした。阪神大震災後にはネットに情報を載せるため新聞記事が必要になり「毎日新聞」「神戸新聞」もとることにした。新聞小説を読むのが好きなので夕刊と合わせて8つの小説を読んでいた。そうそう、阪神タイガースの試合結果を読むため「日刊スポーツ」もけっこう長くとっていた。
ボランティア仕事が終了して「神戸新聞」をやめ、仕事場を閉めたので「日経新聞」をやめ、数年前から「毎日新聞」をやめて結局「朝日新聞」だけにした。
最近「朝日新聞」がおもしろくない。おもしろくしようと努力しているのはわかるんだけど、わたしがおもしろいと思う方向ではない。例えば、文化欄に大学の先生の写真が大きく出ている記事があった。わたしにはその先生が言ってることが全然おもしろくなかった。それから書評がほめあげていたせいでよく売れたという本があった。わたしはもともとその本を買うつもりだったから買ったのだけれど、その書評家の言葉があまりにも甘いので、そういう書評を載せる新聞がいやになった。直接の原因はこの2つであるが、それ以上に新聞を読むとつまらない感情を使うことに気がついた。週刊誌の広告を読んで溜飲を下げたりするのはよろしくない。それと新聞広告に勢いがない。10数年前の新聞広告はおもしろかった。
相方はかなり前から新聞を読むのをやめている。時間がもったいないと言う。わたし一人が読んでいるのだが、ほんまに惰性で読んでいるのだ。で、今日の新聞でいやになったのは「虎やっと連休明け」というタイトル。なんで連休やねん、戦いに負けた(9連敗)というのになんで連休?
というわけで、販売店へ今月いっぱいでやめると電話した。ここに住んでからずっと頼んでいて、早くから銀行引き落としにしているから手間のかからないお客さんだ。なにかご不満でもと聞かれたが、読む時間がないからとのみ答えておいた。