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わたしはアルテミス 「女はみんな女神」を読んで

「女はみんな女神」がおもしろい。最初はなんでギリシャ神話で女性を説明するんだと、基本的なところで疑問をもった。そしたらこんな説明がはじめにあった。
【C・G・ユングは元型の概念を心理学に導入した。彼は元型を集団的無意識に含まれている本能的行動のパターンとして理解した。(中略)神話やおとぎ話も元型の表現である。世界中に多くのさまざまな文化が存在するにもかかわらず、そこで語られている神話がよく似ているのは、あらゆる人々の心の中に共通の元型的パターンが存在するということから説明される。(後略)】
そうなんだーとわかって読み出したら、トップバッターがアルテミス(狩りと月の女神ディアーナ)なのであった。ゼウスとレートーの娘でアポローンは双子の兄である。
あるときアポローンにそそのかされて、海にある暗いものを射ってしまう。それはアルテミスが気持ちを寄せているオリオーンだった。後にオリオーンを星座にし自分の猟犬を与えた。それがシリウスで、シリウスはオリオン星座に付き添って天をわたっているそうな。わたしはなぜかオリオンとシリウスが好きで、いつも見えた見えたと騒いでいる。内なるアルテミスのせいだったのかー。
自己充足型で「自分のことは自分でできる」タイプで、自分を「ミズ」と呼ばれることに固執する。「大姉貴」として「姉妹」たちを統率し、月光の中で自然と一体になる。また、母親のようになるまいと決心することで依存感情を押し殺し、自分の傷つきやすさを表現することを避けて自立を誓う、というのもなんだかわたしのことを言ってるみたい。
少女時代、セックス、結婚、兄妹のような男性関係、といろいろ章が進むのだが、それぞれが腑に落ちる。そして晩年となるとそのものずばりだ。若い頃からの活動性は決してやまない、若者のように考える能力が保持され、老年期になっても老人のように感じない。わーい、がんばろう。
このあと「無慈悲」「うちとけなさ」についての説明があるが、一読してその通りだと思った。ここはよく読んで乗り越えていかねば。

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2007年05月16日 00:18に投稿されたエントリーのページです。

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