野球映画でいちばん好きなのは「ナチュラル」だ。主人公の打ったボールがナイター用の照明に当って次々と消えて行くところが気持ちよい。ロバート・レッドフォード扮する中年の選手が哀愁あふれてよかった。多彩な女優たちもよかった。レーザーディスクで何度も見ているお気に入り。
ずっと前にテレビで「甦る熱球」を見た。「若草物語」でジョーをやったジューン・アリスンが健気な妻の役だった。主人公はホワイトソックスのモンティ・ストラトン投手(ジェームズ・スチュワート)で、片足を怪我して切断し義足で復活するという実話だった。失意の夫を励まし再起させるのだが、ジューン・アリスンがキャッチボールの相手をするところをよく覚えている。
今日見たのはゲーリー・クーパーがニューヨークヤンキースのルー・ゲーリックで、妻役がテレサ・ライトだった。なんとベーブ・ルース本人がベーブ・ルース役で出ている。ルー・ゲーリックは2130試合連続出場しているが、病気で倒れ37歳で亡くなった。野球映画であるが、夫婦愛物語でもある。母親が大学の賄い婦をして勉強させようとするが、野球の才能を見出され、ヤンキースと契約する。シカゴで妻となる女性と出会い、その女性と一生連れ添う。
「甦る熱球」「打撃王」両方ともサム・ウッド監督。
そういえば、この間、テレビで「オールドルーキー」というのも見たっけ。40歳くらいだったかな、高校の先生が一念発起してマイナーからメジャーの投手になる話。これも実話だったと思う。桑田投手を連想してしまった。