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昔懐かしい マイケル・アヴァロン「のっぽのドロレス」

古いハヤカワポケットミステリばかり入れてある段ボール箱からマイクル・コリンズを探したときに、内容も忘れてしまったのを読んでみようかと数冊出しておいた。その中の1冊、マイケル・アヴァロンのエド・ヌーンシリーズの初翻訳である。ようやく読み終えた。なんとなく読んだ覚えがあるという感じなのだが、誰が殺されるとか犯人とか全然覚えていなかった。ただ田中小実昌訳の歯切れの良い会話を覚えていたような気がする。1964年に出版された本だから43年前なんだー。

ニューヨークはマンハッタンの私立探偵エド・ヌーンのオフィスにノッポの女が入ってきた。バカでかく銅像なみでしかもグラマー。やたらと大きいがドロレスはどこからどこまで女性である、という女性。191センチで8センチくらいのヒールの靴を履いている。
彼女は恋人のハリー・ハンターを捜してほしいと言い、200ドルの手付け金を払っていく。仕事をはじめたら探していたハリーは死体になっていた。刑事が2人つきまとって邪魔をするお定まりのストーリー。警官を避けつつ、やっつけつつ調べていくうちに、コールガールのアルマに助けられる。彼女は頭がよく純情で2人は恋に落ちる。そして協力してやっていくが、アルマにはその理由があった。

ドロレスとアルマという名前がすごく妖艶な感じで、名前を目にしただけでハードボイルド小説の女、と思ってしまったのだけれどどうなんだろう。
実際の話、郷愁以外にはおもしろくもなんともない本なのだけれど・・・タイトルが抜群やなぁ、やっぱり置いておこう。

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2007年07月02日 00:42に投稿されたエントリーのページです。

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