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ヘンリー・ダーガーのDVD「IN THE REALMS OF THE UNREAL」

今年4月から7月まで東京(原美術館)でヘンリー・ダーガー展をやっていたなんて全然知らなかった。
6月に知り合ってから急接近中のヴォーカリストAmyさんは、上京中に見に行ってよかったのでDVDを買ったそうだ。そしてそのDVDを貸してくださった。
わたしは2001年1月に斎藤環さんの「戦闘美少女の精神分析」をSさんに借りて読み、ダーガーの存在を知った。そのとき日本で最初に本格的にダーガーを紹介した本と聞いた。それ以来、ダーガーの作品は心にとまっていたのだが、それから6年半、知らないうちに評判になっていたのね。本を貸してくださったSさんとは疎遠になったが、今度はAmyさんがDVDを貸してくださった。

そのDVD「IN THE REALMS OF THE UNREAL」を見終わった。おどろおどろしいものかと思っていたので、とても奇麗な作品に仕上がっていてよかった。奇麗だからといって本質が歪められているわけではない。ダーガーが書いた物語と絵が、動いたり話したりしているのが、彼がこうしたいと思っていた通りに動いて話しているように、わたしには思えた。物語の途中で関係者のインタビューが入ったり、ダーガーが働き暮らしていたシカゴの街の風景が入ったりする。見る者は現実とダーガーの想像の世界を行きつ戻りつする。少女の表情が無垢なようでエロティックでなんとも言えない美しさ。作品や絵を描く道具や物語を綴るタイプライターで、雑然としながら修道院の一室のようなダーガーが住んでいた部屋。

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2007年08月08日 00:31に投稿されたエントリーのページです。

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