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「真夏の夜のジャズ」を見たのは1959年

さっきつれづれなるままに絵本や画集を取り出して眺めていた。仲世朝子の「のんちゃんジャーナル」はこんなときに見るのにふさわしい本だ。その(2)を開いたら真ん中よりすぐ後に〈「真夏の夜のジャズ」の帽子のお話〉があった。なつかしいなぁ。「真夏の夜のジャズ」の封切りは1959年で、この本は1990年発行だから、再上映かビデオを見ての文章であろう。カッコいいジェリー・マリガンの他は、さまざまな帽子をかぶった女性観客たちの姿のイラストだ。ほんと、みんなステキな帽子がとってもよく似合っている。仲世朝子のイラスト大好き。この本が出たころ姪や若い友人にプレゼントして喜ばれたっけ。

この映画は1958年の7月3日から6日までの4日間のニューポート・ジャズ・フェスティバルの記録である。日本では1959年に上映された。わたしは一人で行って、男友だちの一人と映画館で出会って帰りにお茶したことを覚えている。彼はクラシックファンで、評判がいいから見に来たけどよくわからなかったと言っていた。わたしときたら、もうなんというかジャズカッコいいでアタマがいっぱい。
たしかもう一回見に行って、セロニアス・モンクのブルーモンクのメロディを覚えて、熱病にかかったように口ずさんでいた。唇にのせてないと忘れてしまうと思って(笑)。アニタ・オディがステキ。ジェリー・マリガンがカッコいい。エリック・ドルフィーの名前をはじめて知った。チャック・ベリーにもしびれた。
わたしが騒ぐので父親が見に行き、映画音楽のソノシートみたいなのを買ってくれた。ひどい音でもうれしかった。

スイングジャズは生まれたときから家に流れていたが、このときモダンジャズを知った。はじめて行ったジャズコンサート「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ」にいた若き日のリー・モーガンに思いはつながる。

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2007年09月03日 00:39に投稿されたエントリーのページです。

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